今年3月に発売されたNintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(任天堂)のパッケージ版の国内累計販売本数が500万本を突破。Switch用のパッケージソフトでは初となる500万本超えを達成する大ヒットを記録した。「CESAゲーム白書」が発表している国内のゲーム全体の累計売り上げランキングによると、1位は『ポケットモンスター赤・緑』(822万本)、2位は『ポケットモンスター金・銀』(730万本)で、『あつまれ どうぶつの森』は全体の10位(505万本)に入っており、トップ10にランクインしているソフトはいずれも任天堂かポケモンが発売したゲームばかりだ。
そんな中、ファミコンの『スーパーマリオ』がゲーム全体の第3位(681万本)にランクインしている。もちろんファミコンソフトの中ではぶっちぎり1位の売り上げを誇り、ファミコンソフトの売り上げ2位も『スーパーマリオブラザーズ3』(384万本)。そしてファミコンソフト全体の売り上げランキングを見ると、トップ5は『スーパーマリオ』と『ドラゴンクエスト』シリーズが独占。この数字だけを見ても、両タイトルはさすがの人気ぶりを示している。
しかし、そんな『スーパーマリオ』と『ドラクエ』の間に唯一食いこんだタイトルに注目! 241万本を売り上げた『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』さえ上回ったのが、任天堂の『ゴルフ』(246万本)だったのは、少々意外に感じる人もいるかもしれない。
さらにファミコン野球ゲームの金字塔である『プロ野球ファミリースタジアム』が10位(205万本)にランクインしているが、それよりも任天堂の『ベースボール』(235万本)のほうが売れているのも驚きだ。