■禁断の隠しコマンド、そして最終ボスは……

 本作の最後に待ち構えているのは、宿敵の「ヘビーブラストマン」。ソニックブラストマンのライバルであり、よく似た風貌ではありますが、いかにも悪者といった暗めのカラーリングが特徴のラスボスです。

まるで2Pカラーのようなヘビーブラストマンだけど、こっちのほうがカッコいいかも?

 圧倒的なパワーとスピードでプレイヤーを苦しめ、けっこうやりこんだ自分でも正攻法で倒すのはしんどいレベル。たどり着くまでにどれだけ残機を温存して、ボムでゴリ押しできるかが攻略のカギとなるかも。そんな大味なところも『ソニックブラストマン』らしいところです。

 長丁場にもほどがあるステージやコンティニュー回数が限られているため、ゲームとしての難易度はかなり高め。ですが、実はオプション画面で隠しコマンドを入力するとステージセレクトや、ミニゲームだけを遊ぶこともできます。

 ゲームセンターでパンチングマシンの『ソニックブラストマン』を見たことがあっても、スーファミ版は知らないという人が案外多い様子。知名度こそイマイチな本作ですが、地球の平和を守るのにあなたのパンチ力……は必要ないので、安心してご自宅でプレイすることが可能ですよ!

(文・まさまさ)

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『ソニックブラストマン』懐かしのゲーム画面