■アーケード版のパンチングマシンも再現
かつてゲームセンターではパンチングマシンとして稼働していた本作。その要素がステージクリア後のボーナスゲームで再現されています。もちろんスーファミの本体やコントローラーをぶん殴るのではなく、十字キーをグリグリと連打(?)することによって画面上部のパワーゲージが上昇。
続いて左右に動くグローブが、ターゲットの位置に来たときにタイミングよくボタンを押せば攻撃成功。おなじみの「私のパンチを受けてみろ!」のボイスとともにソニックブラストマンのパンチが炸裂し、パンチ力の数値が表示されます。これが楽しくて、けっこうムキになって十字キーを連打するのですが、ゲージマックスを超えてしまうといきなりゼロにパワーダウンするのでご注意を。
ミニゲームは5種類のステージから選べますが、これはアーケード版のパンチングマシンのストーリーを再現したもの。それぞれのシチュエーションはツッコミどころ満載で、たとえばソニックブラストマンは、迫ってくるトレーラーからベビーカーを救うため、パンチでトレーラーを完全破壊。これを最初見たとき「先に子どもを助けたほうが早いじゃん」と思ったモノです。
そして何よりヤバいのは、隕石すら破壊する威力を秘めたソニックブラストマンのパンチを3発も顔面で受け止めてしまう、ステージ1の暴漢の“驚異のタフネスぶり”かもしれません……。