■ファミコン後期の傑作アクション!
第4位(5.5%)には『星のカービィ 夢の泉の物語』がランクイン。発売されたのは1993年で、ファミコン後期に生まれた横スクロールアクションの大ヒット作。初代カービィはゲームボーイで発売され、このファミコン版はシリーズ2作目。同作はカービィだけでなく『大乱闘スマッシュブラザーズ』の生みの親としても知られる桜井政博氏が手がけており、カービィのコピー能力の初導入、メタナイトの初登場など、のちのシリーズにつながる要素がたくさんあった画期的な作品だった。
ファミコンのかなり後期に発売された作品だけあって、グラフィックの美しさやアクション、BGMなど、どれをとってもファミコンとは思えない高いクオリティ。オープニングで流れるカービィの絵描き歌を覚えている人も多いのでは?
第3位(13.5%)に支持されたのは、1988年に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』。ファミコンでもっとも売れたスーパーマリオブラザーズ(681万本)の3作目にして、ファミコンでのシリーズ最後の作品となった。それだけに完成度は抜群に高く、ファミコンの横スクロールアクションの最高傑作に挙げる人も多い。
すごろくのマスのようなマップを移動して好きなステージを選択可能で、マップ上でアイテムを使用すれば、パワーアップした状態のマリオでステージに挑戦できるのも特長。ほかにも、従来のファイアマリオのほかに、しっぽマリオ、たぬきマリオ、カエルマリオ、ハンマーマリオ、ブーツマリオなどにパワーアップでき、それぞれ個性的なアクションが使えたのも楽しかった。