■ゲームファンにはTOP5以下のほうが興味深い!?

 同率5位の『クロノ・トリガー』以外は、すべて『ドラクエ』か『FF』シリーズのナンバリングタイトルという結果に。2大国民的RPGの人気の高さを、あらためて再確認することとなった。しかし『ドラクエ』と『FF』のいない7位以降のランキングのほうが、逆にゲームファンにとっては興味深いのかもしれない。

 7位の『スーパーマリオRPG』は、任天堂とスクウェアが共同開発したコラボ作品。任天堂のRPG『MOTHER』のような斜め見下ろしの視点で、マリオらしいアクション要素も取り入れられた名作だ。

 8位は、ファミコンで人気だった『桃太郎伝説』の正式な続編である『新桃太郎伝説』。PCエンジン版『桃太郎伝説2』を大幅にリメイクした作品で、シリーズ最高傑作の呼び声も高い。前作に比べるとギャグ要素は控えめで、シリアスなストーリーが特徴。

 9位の『ロマンシング サ・ガ』もコアなファンが多い作品。続編の『2』と『3』も票を集めていた。『ロマサガ』の特徴はとにかく自由度が高く、プレイヤーの好きなタイミングでシナリオを進める「フリーシナリオシステム」を採用。アイスソード入手時の「殺してでもうばいとる」というゲスい選択肢は、いまだにネタにされるほど。

 そして任天堂の傑作RPG『MOTHER2 ギーグの逆襲』は10位にランクイン。ファミコンで発売された前作に続き、コピーライターの糸井重里氏がゲームデザインとシナリオを手がけた作品。感動的なストーリー、センス抜群のBGM、美しいグラフィックと三拍子そろった傑作で、個人的には「どせいさん」と会話したときの独特なフォントを見て、謎の感動をおぼえた記憶が……。

 11位以下にも、スーファミには欠かせない名作RPGタイトルがズラリ。興味がある方は、ぜひそちらも合わせて思い出に浸ってほしい!

(ふたまん編集部)

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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