令和の時代に入ってもスマホ用アプリ『ドラゴンクエストウォーク』がリリースされたり、最新作『ファイナルファンタジー7リメイク』が話題になるなど、ファミコン時代から脈々と続く「RPG(ロールプレイングゲーム)」は根強い人気を誇っている。
そこで今回は“スーパーファミコン”でリリースされたタイトルを対象に、「一番好きなスーファミRPG」をリサーチ。30代から40代の男性200名が選んだ、もっとも愛されている作品はどれなのか、ランキング形式で紹介しよう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず第5位(5.5%)には、2作品が同率で並んだ。その1つ目は『ファイナルファンタジー5』(スクウェア/1992年発売)。ご存知FFシリーズの5作目にあたり、『FF3』で好評だったジョブチェンジシステムの発展型とも言える「アビリティシステム」を導入。一度習得したアビリティは、別のジョブにつけられるカスタマイズ性の高さが魅力だった。しかも『FF4』や『FF6』のようにパーティメンバーの交代がほとんど起こらないので、じっくりキャラを育てるのが好きな人から愛された一作だ。
また、人気キャラ(?)のギルガメッシュが初登場したのもこの作品から。ギルガメッシュとのバトルで流れる『ビッグブリッヂの死闘』というBGMは、名曲ぞろいのFFシリーズの中でも屈指のカッコよさを誇る!
同率5位のもう1作は、FFでもドラクエでもなく『クロノ・トリガー』(スクウェア/1995年発売)だった。この作品は、坂口博信氏(エグゼクティブプロデューサー)、堀井雄二氏(ストーリー原案)、鳥山明氏(キャラクターデザイン)と、FFとドラクエの生みの親たちが勢ぞろいして開発された傑作RPG。過去や未来をタイムトラベルしながら冒険するストーリーは秀逸で、RPGながらマルチエンディングが採用されていたのも当時は珍しかった。
ちなみに、同作には一度クリアしたあとに「強くてニューゲーム」というレベルや装備を維持したまま最初から始めるモードがあったのも印象的だ。