■カップリングで新たな楽しみ方も!?

 カップルの組み合わせによって、結ばれた後に専用会話やストーリーの変化などもあるため「このカップルが結ばれないのは不幸」といった意見や、「どのカップリングが最強なのか」といった最強論争など、カップリングにまつわる論議は尽きません。

 とはいえカップル成立後の専用会話が用意されているのは一部だけなので、私のように二人が恋人になった様子を妄想して、自分の中で補完するのは当然の流れですよね。

 それと恋愛が成立しなかったり、もしくは親が戦死してしまった場合は子どもが生まれず、代理キャラが登場。当然ながらカップリングで生まれたキャラに比べると弱い! ですが、『FE聖戦』のヘビープレイヤーともなると、あえて子どもを作らない縛りプレイも楽しみ方のひとつになったりしますね。

シグルドの息子・セリスくん。父の悲しみを背負って戦います

■来年は発売25周年! リメイク版にも期待!?

 現在『FE聖戦』は、『新・紋章の謎』や『外伝(Echoes)』のようなリメイク作品はリリースされておりません。

 最高に楽しい部分のあるゲームだけに、戦闘面のバランス調整や広すぎるマップの最適化、カップリングによる支援会話の充実など、粗削りな部分を改善すれば、さらなる良ゲーになるのは間違いないと思います。

 来年で『FE聖戦』はスーファミ版の発売から25周年を迎えますし、個人的にはリメイク作品の登場を願ってやみません。

 もし同作を未プレイという方は、今ならWiiUや、3DSのバーチャルコンソールでもプレイできるので、ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。

(文・くる実)

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