◾️ポケモンのショートムービーが見られる「カードeリーダー」
そして、「あるとよりポケモンが楽しくなるアイテム」だったのが「カードeリーダー」。こちらも対応ハードはゲームボーイアドバンス。本体に同アイテムをドッキングさせ、eコードが印字された専用のカードを読み込ませることで、カードに記録されている様々なコンテンツが利用できるというものだ。
『ポケモン』は対応ソフト第一弾で発売され、アプリケーションパックとしてカードが10枚ついていた。これらを読み込むことでカードのポケモンを使った「eゲームmini」やショートムービー「eアニメ」などが楽しめるようになる。今でいうところの、追加コンテンツのような周辺機器だろう。
カードは「拡張パック」が第5弾まで発売され、プロモカードなども登場した。通常のトレーディングカードとは形式が違うが、中にはオークションで高値が付くレアなカードも存在する。自宅にあるという人はチェックしてみてはいかがだろうか。
また、後に上位互換である「カードeリーダー+」も発売された。こちらはカードeも読み込むことができるうえ、ゲームキューブやニンテンドーDS(一部の機能のみ)にも対応しており、通信機能が追加されたことで主に第3世代のポケモン本編との連動が可能に。
「ポケモンバトルカードe+」で新トレーナーとのバトルができたり「ナゾのみカード」で本編には登場しない貴重なきのみをゲットしたりと、やり込み要素が広がった。