■図書館のあの子も丹下さん!
2009年の恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』で勝ち気な後輩キャラ・小早川凛子を演じたことも、丹下さんの大きなターニングポイントだろう。この図書委員のキャラクターは、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』(2018年〜2020年)の図書室の賢者として、キリトの旅を支えるカーディナルにも通じるところがありそうだ。
さらに近年は『Fate』シリーズのネロ・クラウディウスや、『プリンセスコネクト! Re:Dive』のイリヤなど、何かと偉そうだけどキュートに古の言葉を使う、赤い衣裳の女の子…という独自路線のキャラクターも確立しており、丹下さんの演技は、年を経ても広がるばかり。
ぜひ、今後の丹下さんの凛とした素敵な声を、さまざまな作品で楽しみにしたい!