ファミコン版『パロディウスだ!』30周年「超お下劣キャラ」は大人の事情でリストラに!?の画像
ファミコン版『パロディウスだ!』(編集部撮影)
『パロディウスだ!』懐かしのゲーム画面

 1990年11月30日、ファミリーコンピュータ用ソフト『パロディウスだ!』(コナミ)が発売。ちょうど明日で発売から30周年を迎えます。同作は90年4月25日にアーケードゲームとしてリリースされた『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』の移植作。同作はコナミの人気シューティング『グラディウス』シリーズがベースになっていて、同社ソフトのパロディがふんだんに詰めこまれたコミカルでポップな横スクロールシューティングゲームです。

ファミコン版『パロディウスだ!』タイトル画面

 基本的なゲームシステムは『グラディウス』シリーズとほぼ変わらないのですが、敵を倒すと『ツインビー』でおなじみの“ベル”が出現したり、パワーアップカプセルを取ったときに突然ルーレットのようにゲージが回りだしたりと、プレイヤーを驚かせる要素が加えられていました。

 自機の武装のグラフィック、ステージ構成や背景グラフィックなど、ファミコンに移植された『グラディウス』シリーズの中では、最もアーケード版に近い再現度。当時のファミコンの性能を考えると「よくぞここまで表現した」と言いたくなるほど、グラフィックのクオリティが高かったです。

 ただしアーケード版を頑張って再現したことにより、処理落ちが激しくなるという弊害も……。弾や敵キャラがたくさん画面内に現れると動作がスローモーションのようになるだけでなく、画面がチラついてしまうのは残念な点でもありました。

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