■運動会とは「いったい?」ぶっ飛んだ競技の数々
ファミコン版の本作に用意されている競技は4種目。「クロスカントリー競技」「障害部屋競争」「棒の上の玉割り競技」「勝ち抜き格闘大会競技」がありますが、通常の運動会では聞き覚えのない種目ばかり。
クロスカントリーと障害部屋競争は、基本的にはゴールに一番早くたどり着いたら1位というマラソン的な競技ですが、道中はライバルに殴る蹴るの暴行は自由。体力ゲージをゼロにして参加者を途中リタイアに追いこんでも構わないという、とんでもないルールです。
しかもコースの道端には、鉄アレイやメリケンサック、木刀、爆弾などが配置されており「これを使って殺れ!」と言わんばかりの不自然な状況。クロスカントリーのコースも民家の中を突っ切ったり、下水道の中を水泳したりと、バリエーションに富んでいます。思わず「こんな運動会があるか!」とツッコまずにはいられない競技内容なのが楽しい!
そして1人用をプレイすると、各競技を終えるごとに各校の得点の途中経過を発表。無事、1位通過できれば次の競技に進めるというシステムでした。