■パズルゲームを代表するミリオンセラー2作品!

 第4位(4.5%)には、1984年にハドソンが発売した『ロードランナー』がランクイン。アメリカでリリースされたゲームの移植作で、『バンゲリングベイ』『チョップリフター』と世界観を共有する「バンゲリング帝国三部作」の1作です。ハドソンが発売したファミコンソフトの中で、一番最初に100万本以上を売り上げた大ヒット作となりました。

 ステージ内にある金塊を回収し、敵に捕まらずに脱出するのが目的。主人公が持っているレーザーガンで穴を掘り、敵を穴に落としたら頭上を歩くことができるアクションパズルゲームです。一度掘った穴は一定時間で元に戻るのでそれをステージ攻略に活用するなど、攻略にはパズル的な思考が必須。また、シンプルなBGMは長時間プレイしているといつの間にか耳に残り、気づかないうちに口ずさんでしまう謎の中毒性がありました。

 第3位(11.5%)に支持されたのは、1990年に任天堂が発売した『ドクターマリオ』でした。「ゲームボーイ」や「十字キー」などを生み出した伝説のゲームクリエイター、故・横井軍平氏がゲームデザインを手がけた“落ち物”パズルゲーム。ファミコン版は153万本という大ヒットを記録し、さまざまなゲーム機に移植され、最近ではスマホゲームにもなっています。

 任天堂の人気キャラのマリオが医師となり、瓶の中で繁殖したウイルスをカプセルを使って退治する内容。同じ色のカプセルとウイルスを一列に4つ以上並べると消え、すべてのウイルスを消せばステージクリアとなります。ウイルスやカプセルに使われる色は「赤・青・黄」の3色しかないのでカンタンそうに見えますが、これがやってみると奥深い! 2人同時対戦も可能だったので、友だちと一緒に盛り上がった人も多いことでしょう。

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