今年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、仲野太賀さんが演じる羽柴小一郎長秀(豊臣秀長)の妻・慶(ちか)を演じている女優の吉岡里帆さん。主人公の妻という難しい役どころを丁寧に演じ、その高い演技力が改めて注目を集めている。今や日本を代表する女優の1人だと言えるだろう。
吉岡さんは、その可愛らしいルックスもさることながら、抜群のスタイルも大きな魅力だ。これまでさまざまな衣装を着こなしてきた彼女だが、特に「コスチューム」姿は、作品に妖艶な彩りを加える重要な要素にもなっている。
そこで今回は、吉岡さんが出演した実写化作品に焦点を当て、彼女のスタイルの良さが際立つ「美しすぎるコスチューム姿」を振り返っていきたい。
※本記事には各作品の内容を含みます
■妖艶な魅力で観る者を虜にした『xxxHOLiC』女郎蜘蛛役
CLAMPの『xxxHOLiC』は、「アヤカシ」が存在する世界で、主人公・四月一日君尋が不思議な「ミセ」の女主人・壱原侑子と出会い、怪異な出来事に巻き込まれていくダークファンタジー作品だ。
本作は、2022年に実写映画化され、監督は『さくらん』や『ヘルタースケルター』などで知られる蜷川実花さんが務めた。写真家でもある蜷川監督の艶やかな色彩がいかんなく発揮された本作では、主人公の四月一日を神木隆之介さんが、キーパーソンとなる侑子を柴咲コウさんが演じている。
吉岡さんが本作で演じたのは、アヤカシの「女郎蜘蛛」である。女郎蜘蛛は蜘蛛たちを操る女ボスであり、原作では露出度の高い衣装に身を包んだ妖艶な美女として描かれる人気キャラクターだ。
映画で吉岡さんは、黒いレースを基調としたセクシーな衣装に身を包み、胸元やお腹周りを大胆に露出し、見事に女郎蜘蛛を再現。四月一日を誘惑する悪役として登場する彼女は、ブロンドのロングヘアも相まって、1つ1つの所作が優雅で非常に魅力的だった。
それもそのはず、撮影チームにはポールダンサーのKUMIさんも参加しており、蜷川監督が思い描く「セクシー」なイメージを表現するため、指の動きから、眷属であるアカグモ(磯村勇斗さん)の首にかけられたチェーンを引っ張る仕草まで、細部にわたって計算されていたという。
過激な衣装も躊躇することなく着こなす吉岡さんの姿には、メガホンを取った蜷川監督も「なんて男前で気持ちのいい人なんだろう」と圧倒されたという。
映画を鑑賞した人からは、「ビジュアルが強すぎる」「マジで美しい!」といった、絶賛の声が相次いだ。吉岡さんの女郎蜘蛛、一見の価値ありだ。
■艶やかなチャイナドレス姿!『九龍ジェネリックロマンス』鯨井令子役
眉月じゅんさんの漫画『九龍ジェネリックロマンス』は、香港の「九龍城砦」を舞台に、過去の記憶を失った主人公・鯨井令子と、同僚の工藤発のラブロマンスをミステリー調で描いた作品だ。
2025年に実写映画化された本作は、令子を吉岡さんが演じ、水上恒司さんが工藤役を務めた。
令子のトレードマークと言えば、なんといっても「チャイナドレス」である。原作でも、スタイル抜群の彼女がチャイナドレスを着こなす姿は印象的であったが、実写映画でもそのビジュアルをしっかり再現。
キービジュアルにも用いられているライトブルーのチャイナドレス姿は、特にインパクトが強い。メガネをかけ、憂いを帯びた表情で正面を見つめるその姿は、同性から見てもドキッとしてしまうほどの美しさである。
作中では、濃紺や薄紫、黒やピンクなど、さまざまなデザインのチャイナドレスが登場する。それらを抜群のプロポーションで見事に着こなす吉岡さんの姿は、なんとも艶やかで、破壊力抜群。見ているだけでワクワクとさせられる1作だ。


