■ラーの鏡を取りに行かせてくれない最凶のマホトラ使い「ゾンビマスター」

 さて、サマンオサ地方では重要アイテム「ラーのかがみ」をゲットするべく、サマンオサ南の洞窟に行くのだが、ここには「ミミック」が大量に登場する。しかし、ミミック以上にやっかいなのがマホトラを多用してくる「ゾンビマスター」だった。

 ゾンビマスターは「くさったしたい」を呼ぶだけでなく、“ザオラル”や“ベホイミ”といった回復系の呪文も使ってくる。HPも高いので“メラミ”一発では倒せない。そして、強烈な“マホトラ”の嵐だ。

 ダンジョンだけにMPを温存しておきたいものだが、速攻で攻撃しないと回復され、“マホトラ”を連発されてしまう。マホトラはあとになってじわじわと効いてくるものだし、結局MPを温存するより攻撃に転じたほうがマシだった。

 ゾンビマスターのせいで、なかなかラーのかがみを取りに行けなかったものだ。ミミックと並び、最凶のマホトラ使いといえる強敵だった。

 

『ドラクエ3』には、ほかにもやっかいな敵モンスターがいる。守備力が高くて“スクルト”を連発する「じごくのハサミ」や、終盤戦で集団登場する「エビルマージ」など、恐ろしい難敵が多い。HD-2D版ではどうなるのか見ものだ。続報を楽しみに待ちたい。

  1. 1
  2. 2