■強敵出現&最上階に辿り着くまでも大変だった『ドラクエ6』の「てんまのたづな」

 スーパーファミコン版『ドラクエ6』では、天馬の塔で終盤の攻略に必要な「てんまのたづな」が手に入る。馬車がパワーアップして、はざまの世界に行けるようになるので、ゲームクリアには必須のアイテムだ。

 しかし、この天馬の塔が曲者だった。7階に及ぶダンジョンと外側を進まなくてはならない。しかもここでは“あんこくまどう”や“キラーマシン2”といった面倒なモンスターが登場し、こちらのHPをおおいに削ってくるからやっかいだった。

 ただ、長い道のりを進むにつれて、もう一つありがたいアイテムが手に入る。それは「ドラゴンキラー」だ。シリーズお馴染みの強力な武器であるのだが、本作ではお店で買えない。それだけに、ここで手に入るのは大きなポイントといえるだろう。

 馬車を引っ張るファルシオンがパワーアップすると、とうとう最終決戦に入る。これにはリメイク版でもテンションが上がったものだったな。

 

『ドラクエ』シリーズには、ゲームクリアに必須な重要アイテムが数多くあった。なかでもオリジナル版で難関だったのが、この3点といえるだろう。そういえば、『ドラクエ2』では“紋章集め”も困難を極めたものだった。それはまた別の機会で紹介していこう。

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