■全男子憧れのマネージャー! 『弱虫ペダル』寒咲幹役:橋本環奈
2008年から『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載が開始された渡辺航氏の『弱虫ペダル』は、自転車によるロードレースをテーマにしたスポーツ漫画だ。アニメやテレビドラマ、舞台など幅広く展開されている人気作品でもある本作は、2020年に実写映画化を果たしている。
映画では主演に永瀬廉 (King & Prince)をむかえ、マネージャーでヒロインでもある寒咲幹役を橋本環奈が演じている。橋本といえばローカルアイドル時代に撮影された写真がSNSなどで拡散され、“1000年に1人の逸材”といわれ、大ブレイクを果たした。
今や、ドラマや映画などでも引っ張りだこの人気女優である彼女は、シリアスな役からコミカルなキャラまで幅広く演じており、そのたびファンを楽しませている。
橋本が演じたヒロイン・幹は実家が自転車屋で、自身も“大の自転車フリーク”という役どころだ。橋本が演じる幹を見て「こんなマネージャーがいたら争奪戦だ」「競技に集中できないかも……」と声もあがるほど、あまりに可愛すぎる彼女の姿にキュンとさせられたファンも多かったようだ。
■こんな幼馴染がほしかった…『ROOKIES』八木塔子役:村川絵梨
1998年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された森田まさのり氏の『ROOKIES』は、活動停止によって自暴自棄になってしまった野球部員たちと新任教師がぶつかり合いながらも甲子園を目指していく物語だ。
本作は2008年にテレビドラマ化を果たし、佐藤隆太や市原隼人、佐藤健といった豪華なキャストが出演して人気を博した。その際、マネージャー・八木塔子を演じたのが村川絵梨だった。
2004年公開の映画『ロード88 出会い路、四国へ』で主演を務め、本格的な女優業をスタートさせた村川。2005年にはNHK連続テレビ小説『風のハルカ』のヒロインに抜擢され、以降数々の作品に出演している。
村川が演じた八木は野球部エースの安仁屋恵壹の幼馴染でもあり、安仁屋のことを「けいちゃん」と呼び、何かとサポートをしていく一途な彼女の姿に心奪われた。本作の好演が評価され、彼女にとって『ROOKIES』は代表作となった。
スポーツ漫画のマネージャー役というヒロインポジションに抜擢された女優たちを見ると、あらためて豪華すぎる面々であることに驚かされる。人気女優としての道を歩み続けている彼女たち。今とはまた違った初々しい演技を見ることができるこれらの作品を、ぜひこの機会に見返してみてはいかがだろうか。