■なぜ?「シュシュ」がプレイアブルキャラ続投

『幻のグランドライン冒険記』は通信することで前作『夢のルフィ海賊団誕生』の仲間キャラを連れて冒険することができる。

 ただすべてのキャラがプレイアブルキャラになるわけではなく、コビーやヘルメッポや、ウソップ海賊団のピーマン・にんじん・たまねぎなど、原作でのチョイ役は、今回は軒並み助っ人キャラになってしまった。

 しかし、ここでよく分からないプレイアブルキャラがいる。それが「シュシュ」である。そう、コミックスでいえば2巻に登場する、バギーに襲われたオレンジの町でペットショップ店を守っていた白い犬だ。

画像は『ONE PIECE 幻のグランドライン冒険記!』プレイ画面より

 このチョイ役であるはずのシュシュが前作からのプレイアブルキャラになっていて、おまけにレベル50まで育てることで「きょうふのだいおう」という最強クラスの必殺技を覚えるのだ。ごくごく初期のエピソードに登場した犬ということで知名度はそこそこ高そうではあるものの、なぜシュシュがプレイアブルキャラになったのか。そしてステータスは低いながらも、トップクラスの必殺技まで与えられたのか。今振り返ってもわりと謎である。

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