■懐かしのテレビネタが目白押し!
おっさん世代のハートをわしづかみにするのは、ゲストマンガ家のチョイスだけではありません。ゲーム内で開催されるイベントも、70年代~90年代の懐かしいテレビ番組などのパロディが目立ちます。
子どもの頃にハラハラドキドキしながら見ていた『水曜スペシャル 川口浩探検隊』や教養番組『まんがはじめて物語』、学生時代の深夜に見た教養風バラエティ『カノッサの屈辱』をほうふつさせるイベントなども実施されました。
■昭和の雰囲気漂う令和時代のシューティング
好きな人はすごく好きだけど、今のメインストリームではない「シューティング」というゲームジャンルに、昭和時代の懐かしい要素を取り入れたイベントをちょくちょく開催。さらにメインサウンドコンポーザーは、こちらも80年代に活動を開始したゲームサウンドの雄「ZUNTATA」が担当しています。
私のような40代のおっさんゲーマーには懐かしさがこみ上げる反面、「今の若いユーザーはついてこられるのか…?」なんて余計な心配をしてしまうほどの内容です。
とはいえ、シューティングといってもそれほど難しくはなく、スマホでも片手でラクラクプレイできます。またゲームパッドを使ってPCでプレイも可能。画面が広くてアクトレスのカッコよさが引き立ち(視野が広くなるので実質的にプレイ難度も下がる)、ついでにスクリーンショットの撮影もはかどるので、個人的にはPCでのプレイをオススメします。
この先どんなコラボイベントが実施されるのか予想もつきませんが、おそらく80年、90年代のコンテンツが好きな人は今後も満足できるはず。そのほか「メガネのレンズの反射表現」とか、「タイツのデニール表現」とか、CGの細部に至るまで偏執的なこだわりが感じられるゲームなので、そういうのがお好きな方も一度プレイしてみてはいかがでしょうか!