ゲームボーイ『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』25周年!子どもたちを震撼させた「生首ズラリ」のホラー演出の画像
ゲームボーイ用ソフト『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』(編集部撮影)
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 1994年から『週刊少年サンデー』での連載がスタートした青山剛昌氏による漫画『名探偵コナン』。現在アニメでは、赤井秀一や安室透など人気キャラが多数活躍しているが、今回紹介したいのはそんなキャラたちが本編にはまだ顔を出していなかった、今からちょうど25年前に発売された初期コナンのゲーム。1996年の12月27日に発売となった、コナン初のゲーム化作品でもあるゲームボーイ用ソフト『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』だ。

ゲームボーイ用ゲーム『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』プレイ画面より

 地下遊園地に招待されたコナンたちが、地下という閉ざされた場所で殺人事件に巻き込まれるという、オリジナルストーリーが描かれるこのゲーム。ゲームボーイということで全年齢対象のゲームなのだが、初期の頃のコナンアニメと同様にグロい描写が多く、子どもがショックを受けそうな恐ろしい物語が収録されていた。

■3つのストーリーを楽しめる贅沢な作品

ゲームボーイ用ゲーム『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』プレイ画面より

『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』は、地下に作られた遊園地で起きる事件を、コナンとしてマップを歩き回って情報を集めていく推理アドベンチャー。地下遊園地には「ホラーハウス」「巨大迷路」「ジェットコースター」の3つのアトラクションがあり、最初にどこに入るかによってストーリーが分岐していく。もちろんそれぞれ犯人も違えば、事件解決への経緯も異なる。

 名探偵コナンの初ゲーム化ということもあるからなのか、とっぴなストーリー展開を見せる箇所もあるが、コナンを操作していろいろな人から話を聞き、証拠を集めて推理し、犯人を追い詰めていくという原作の楽しさをそのままゲーム化した本作。推理部分は小学生には難しい部分もありそうだが、グラフィックもきれいで各キャラもアニメの雰囲気そのまま。まるでアニメの世界に潜り込んだかのような没入感を味わえるソフトだった。

ゲームボーイ用ゲーム『名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』プレイ画面より
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