■飛び回る主人公がファンタジー世界で無双
第2位(得票率16%)にランクインしたのは、セガ体感ゲーム第2弾の『スペースハリアー』(1985年)。超能力を使って空を自在に飛び回る主人公・ハリアーを戦闘機のような操縦桿で操作するシューティングゲームだ。
「ローリングタイプ」と呼ばれる豪華筐体は、ハリアーを操作することで筐体自体が大きく可動。ゲームをしながら遊園地のアトラクションに乗りこんでいるようなリアルな挙動が魅力だった。また本作には筐体が可動しない、コンパクトな「シットダウンタイプ」も存在する。
メカとファンタジーが共存する「ドラゴンランド」という世界を疑似3Dの美しいグラフィックで表現。超スピードで迫りくる巨大な敵キャラクターたちの中には、某有名ロボットアニメの機体によく似たバズーカを所持したメカもいて、とてもインパクトがあった。
また本作の疾走感あふれるサウンドも素晴らしく、このゲームミュージックが聴きたくて何度もプレイしてしまうほどの魅力にあふれていた。
こちらの『スペースハリアー』を選んだ人からは「とにかく衝撃! またやりたくてアストロシティミニ買っちゃいました」(45歳・男性)、「大型筐体でスペハリを全クリアした時に、ゲーセンが1つになった」(53歳・男性)、「あの世界観、あの音楽が最高だった」(44歳・男性)などのコメントが寄せられている。