『大神』15周年! 日本の神話と“犬”が好きになる、初ゲームにもぴったりな傑作【ヤマグチクエスト・コラム】の画像
画像はPS2用ゲーム『大神』(編集部撮影)
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 どうも、ヤマグチクエストと申します。本日4月20日は、PS2版『大神』の15周年記念日です。みなさまは『大神』というゲームをご存知でしょうか。日本の神話の世界を舞台に、白狼(天照大神)を操作してヤマタノオロチを退治し、ナカツクニに平和をもたらさんとするという実に純和風なアドベンチャーゲームであり、何よりもその世界観、演出の美しさ、BGMのすばらしさなどが大変に好評を博した名作でございます。

 その美しさは日本国内のみならず海外でも評価され、アメリカのゲームサイトIGN主催のThe Best of 2006では最優秀賞に選ばれております。

『大神 絶景版』タイトル画面より

 ただ意外にもPS2版はセールス的に伸び悩んでしまったそう。ですが、根強く熱狂的なファンも多く、高い評価を受けていたことから2012年にPS3で、2017年にPCとPS4で、2018年にはSwitchでリメイクされ、現在は150万本を超える販売数を突破したことがカプコンの公式サイトで発表されています。

 こんなにリメイク、移植されるPS2ソフトもなかなかないかなとも思いますし、売り上げ以上に知名度の高いソフトであるとも思います。それだけ「内容はいいからとにかくやってくれ~!」という思いを持った人が関係者の中にいらっしゃるのでしょう。僕もそう思います。

 ということで今回は、名前は知っているけどプレイしたことはない!という方に向けて、大神という傑作について語っていきたいなと思います。

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