【うたプリ マジLOVELIVE】ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの人気声優陣が最高のパフォーマンスを披露『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 7th STAGE』ライブレポートの画像
撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT
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人気ゲームソフトを原作にしたアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』シリーズの声優陣が出演するライブ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 7th STAGE』がメットライフドームで開催された。コロナ禍での延期から1年7ヵ月経ち、2021年11月27日、28日に開催された感動的な公演の1日目の模様をロングレポートでお届けします。

 

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撮影:上飯坂一

 

ステージにはマジLOVEキングダムが! 個性豊かな3つのアイドルグループが名曲で魅せ切る

 

『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE』の公演会場としてお馴染みとなったメットライフドームは、この日も多くのファンが集まり、開演をいまかいまかと待ち望んでいた。ゲームソフトを原作にしたアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪』は、アイドルの頂点を目指し、切磋琢磨して成長を遂げるST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの3グループを描く。2011年から始まったアニメの人気は衰えることなく、まさに3グループは日々進化し続けているのだということをあらためて感じさせられるライブだった。今回は、『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』(2019年)を踏まえた公演で、16名の人気声優陣がライブに参加した。

 

撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT

ステージには劇場版でも登場した夢の王国“マジLOVEキングダム”をモチーフにした巨大なステージがそびえ立つ。Overtureの後、そのままST☆RISHの「ファンタジック☆プレリュード」のイントロが始まると、場内は7色のペンライトで彩られた。そして予想をはるかに超えた高さの柱の上に現れたのは、寺島拓篤(一十木音也役)、鈴村健一(聖川真斗役)、谷山紀章(四ノ宮那月役)、宮野真守(一ノ瀬トキヤ役)、諏訪部順一(神宮寺レン役)、下野 紘(来栖 翔役)、鳥海浩輔(愛島セシル役)。ワインレッドの上質な衣裳に身をまとった7人の「Are you ready?」のカウントダウン。夢のひとときがいよいよスタートだ。

 

撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT

次に登場したのはQUARTET NIGHT。彼らの柔軟な音楽性が楽しめる『THE WORLD IS MINE』で会場の空気を一気に変える。森久保祥太郎(寿 嶺二役)、蒼井翔太(美風 藍役)、前野智昭(カミュ役)は、劇場版のキャラクター同様に剣を持っていて、向かい合って剣を頭上に掲げた。その姿はまさにメンバー4人の絆を誓っているかのよう。ネイビーの衣裳でシックに決めた彼らとともに、会場もペンライトで4色に染まった。

 

撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT

最後に登場したのは、深いグリーンの衣裳を身にまとったHE★VENS声優陣の緑川 光(鳳 瑛一役)、小野大輔(皇 綺羅役)、内田雄馬(鳳 瑛二役)、高橋英則(桐生院ヴァン役)、木村良平(日向大和役)、山下大輝(天草シオン役)。ST☆RISH、QUARTET NIGHTとともに新時代を担うアイドルグループとして登場したHE★VENSとして、ダンサブルなナンバー「GIRA×2★SEVEN」で堂々とした歌唱を披露した。

 

HE★VENSと、QUARTET NIGHTがそれぞれステージで魅せる!

 

MCでは、声優陣の楽しそうなトークが繰り広げられた。メットライフドームのほか、125カ所でのライブビューイング、そして配信と、多数の人がみている中、「やっと会えましたね」「会いたかったよ~」とキャスト陣がそれぞれ感謝の気持ちを述べた。そして寺島の「みんな準備はいい? 7 th STAGEスタート!」というかけ声で会場が一丸となる。

 

ここからは、グループごとのパフォーマンスへ。最初に登場したのはHE★VENS。緑川は、会場を眺めながら、鳳 瑛一の口癖である「イイ!」と満面の笑みで場内を盛り上げ、「HE★VENS GATE -Beginning of the Legend-」を披露したのち、MCトークでは今回出演することができなかった代永 翼の話題で盛り上がり。メンバー全員が、代永演じる帝 ナギのイメージカラーであるイエローのリングをつけていたり、代永からの愛のこもったメッセージを小野が会場で代読するなど、彼らの心がいつも一つで、家族のような存在であることを感じさせた。
そして、アニメ4期のSSS(トリプルエス)OPアーティストを決める決戦ライブで彼らが歌った「不滅のインフェルノ」では、重厚なサウンドの渦が会場を埋め尽くし、観客を魅了した。

 

撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT

多くのダンサーを連れて登場したのはQUARTET NIGHT。「DANCING OVER NIGHT」は、ソロの歌唱パートを順々にスポットライトで照らしてステージを華やかに彩る。美風 藍の「ラヴ・エボル」では蒼井がキュートなダンスで魅せ、「Steward Dance」では、カミュの甘い声とクールな声を瞬時に歌い分ける前野のテクニックが堪能できた。そして、寿 嶺二のソロ曲「Alright, All night」では森久保がセクシーなダンスを披露。
3人のソロ曲が終わった後、嶺二がみんなを誘い、黒崎蘭丸のソロ曲「ONLY ONE」へ。ステージに深紅色の照明が一面に広がると、蘭丸のスタンドマイクが浮かび上がり、ハードなロックナンバーに会場中が熱くなる。最後に歌ったのは「KIZUNA」。アニメを再現したような演出で、4人が本当にドライブしているような気分に。QUARTET NIGHTの絆を確かめるように歌っていて、その姿がとても微笑ましく感じられた。

 

撮影:上飯坂一 ©︎UTA☆PR-MOVIE PROJECT
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