■歴史シミュレーションの雄と言えばココ

 第4位(7%)には「光栄(コーエー)」がランクイン。歴史シミュレーションゲームに定評のあるメーカーで、現在はコーエーテクモゲームスとなり、『無双』シリーズや『アトリエ』シリーズなどが人気を博している。

 光栄のファミコンソフトと言えば、パソコンで大ヒットした『信長の野望』や『三國志』といった人気シリーズを移植。通常のファミコンカセットよりも大きく、値段もお高めな印象だが、パソコン同様の骨太なシミュレーションゲームがファミコンで楽しめたのは画期的だった。当時は光栄のゲームをきっかけに戦国武将の名前を覚えたり、歴史に興味を持つ人も少なくなかった。

 光栄が一番好きだという人からは「初めて触れたシミュレーションゲームで大好きになった」(46歳・男性)、「のめりこむほどハマった。良いゲームを作るメーカー」(43歳・男性)、「戦国モノや三國志の本を読むきっかけになった」(47歳・男性)、「奥が深く、やりこめる要素が多いゲームが好きだったので」(44歳・男性)といった声があった。

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