■「マッハ突き」はバキの中で唯一マネできそう?

 12.7%の票を集めて第2位となったのは板垣恵介氏による『グラップラー刃牙シリーズ』(秋田書店)から、愚地克巳の使う「マッハ突き」。

 日本最強の空手団体「神心会」館長・愚地独歩の養子で「空手界のリーサルウェポン」という異名を持つ愚地克巳。彼が「最大トーナメント編」の花山薫との試合で見せたこの技は、正拳突きに使う全身の関節の回転を同時に加速させることで、音速を超えるスピードで拳を放つことができるというもの。マッハを超えるスピードで放たれた拳からは通常とは違う音がするようで、花山戦では「パパパパンッ」という音が鳴り響いた。

 その後、克巳はイメージにより関節を限界にまで増やし、各関節をさらに加速させた「真・マッハ突き」や、腕を急速で引き戻すことで衝撃波を作り出す「当てない打撃」も体得。アンケートでは「バキの中では唯一マネできそうな技だから」(38歳・男性)、「理論がしっかりしてて可能な気がする」(40歳・男性)、「パパパンって音を出してみたい」(36歳・男性)といった意見が寄せられた。

 なおマッハを超えるスピードで瞬時にパンチを繰り出す必殺技は人気が高く、今回のアンケートでは『魁!男塾』のJが使う「フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ」や、『聖闘士星矢』のペガサス星矢が使う「ペガサス流星拳」などへも票が集まった。

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