ファミコン『じゃじゃ丸の大冒険』はジャレコならではの「鬼畜遺伝子」を継承した激ムズアクション!の画像
ファミコン『じゃじゃ丸の大冒険』(編集部撮影)
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 ファミコンの名作として知られる『忍者くん 魔城の冒険』と『忍者じゃじゃ丸くん』。しかし、その続編である『じゃじゃ丸の大冒険』(ジャレコ)は、前2作に比べると話題に上がることは少ないかもしれません。そんな『じゃじゃ丸の大冒険』が発売されたのは1986年8月22日のこと。ちょうど今日で発売から34年目を迎えます。

『じゃじゃ丸の大冒険』タイトル画面

『じゃじゃ丸の大冒険』は、右方向にスクロールするアクションゲームで、マップ右端にあるゴール地点に到達すればステージクリア。ブロックの中にはアイテムが隠されていて、じゃじゃ丸をパワーアップさせるアイテムも出現。固定ステージ攻略型だった『忍者くん』や『忍者じゃじゃ丸くん』とは、まったく異なるゲーム性となっています。

 もっとはっきり言っちゃえば、「じゃじゃ丸くん」が主人公の『スーパーマリオ』といった感じ。ですが、ゲームの難易度はスーパーマリオの比ではなく、『忍者くん 魔城の冒険』や『忍者じゃじゃ丸くん』譲りの激ムズ仕様なのは変わっていません。

 完全攻略するには運の要素も絡み、あたり前のようにコンティニューなんて便利な機能はナシ。それでも、これまでに『忍者くん』や『忍者じゃじゃ丸くん』といった難関ゲームに挑んできたプレイヤーからすると、この『じゃじゃ丸の大冒険』の難しさはむしろ望むところでした。

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