今からちょうど32年前の1988年7月26日、テクノスジャパンからファミリーコンピュータ用ゲームソフト『熱血高校ドッジボール部』が発売されました。本作は、前年にリリースされたアーケードゲームの移植作品ではありますが、友だちとの対戦で盛り上がったゲームとしてはファミコン版を思い出す人のほうが多いかもしれません。
ちょうど夏休みが始まってすぐに発売というタイミングもあって、当時小学生だった自分は、ひと夏を『熱血高校ドッジボール部』に捧げる勢いで対戦プレイに熱中しましたね。
ファミコン世代ならみんな大好きな「くにおくんシリーズ」の中では『熱血硬派くにおくん』に続く2作目にあたり、シリーズ初となる“対戦モノ”。本作以降は「くにおくんシリーズ」と言えば対戦ゲームというイメージを定着させた、まさに画期的なタイトルでした。
ファミコンにはいろんな対戦ゲームがありますが、そっちに飽きるとまた『熱血高校ドッジボール部』に戻るという“スルメゲー”ぶりで、かなりの長期間遊ばせてもらった思い出深いタイトルでもあります。