パソコンゲームに登場した「シミュレーション」というゲームジャンルは、ファミコンブームに乗って家庭用ゲーム機にも進出。PC版の移植作だけにとどまらず、ファミコンオリジナルのタイトルも数多くリリースされ、数十年たった現在も新作タイトルが発売される人気シリーズも存在する。
そこで今回はファミコン世代に大きなインパクトを与えた「シミュレーションゲーム」に関するアンケート調査を実施。3~40代の男性200名を対象に「一番好きなファミコンのシミュレーションゲーム」のリサーチを行った。なお、同名を冠するタイトルが複数存在するものは「同一シリーズ」としてカウントしている。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
第5位(6%)に支持されたのは『SDガンダムワールド ガチャポン戦士』シリーズ。ファミコンでは5タイトル発売された人気シリーズで、SDガンダムをモチーフにしたシミュレーションゲームの元祖。ここからのちに『Gセンチュリー』や『Gジェネレーション』といった作品が生まれている。
1987年にリリースされた初代『ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ』はディスクシステム用のソフトで、ファーストガンダムから当時の最新作『機動戦士ガンダムZZ』の機体まで登場。本作と2作目の『カプセル戦記』までは戦略シミュレーションでありながら、バトルは格闘アクションという面白いシステムが採用されており、プレイヤーの腕があれば弱いユニットでも格上のユニットを撃破できる点も良かった。
個人的にはゲルググやドライセンが持っているビームナギナタが当てやすく、友だちとの対戦プレイではとくにお世話になった記憶がよみがえる。