■『スト2』の過去を描く新シリーズがランクイン!

 続いて第4位(6.0%)には、『ストリートファイターZERO』シリーズ(カプコン)がランクイン。初代『ストI』と『ストII』の間という時代設定で作られた同作は、開発が遅れていた『ストIII』のつなぎとしてリリースされた背景がある。しかし、急ピッチで開発されたにも関わらず、「ZEROコンボ」や「ZEROカウンター」などの新要素がきっちり盛りこまれ、格闘ゲームファンに大好評。同作はシリーズ化され、続編でも「オリジナルコンボ」や「ドラマチックバトル」のような目新しいシステムが次々と実装された。

『ストZERO』を選んだ人からは「オリジナルコンボで連続技がたくさんできて、面白かった」(36歳・男性)、「なじみのキャラが登場するので遊びやすく、完成度も高い」(45歳・男性)といった意見が寄せられ、『ストII』シリーズからそのまま移行しやすいゲーム性も人気を集めた理由のようだ。

 第3位(7.5%)に支持されたのは、3D格闘ゲームの『鉄拳』シリーズ(バンダイナムコ)。1994年に初代『鉄拳』がゲームセンターに登場した時点では、同じ3D格闘ゲームの『バーチャファイター2』(セガ)のほうが注目度が高かったものの、プレイステーションのコンシューマー版から火がつき、PS版『鉄拳2』は100万本を超える大ヒットを記録。左右のパンチ&キックに対応した独特の4ボタン設定や、「10連コンボ」と呼ばれる強烈な連続攻撃の存在も印象的だった。

 同作を支持した人からは「爽快感のある攻撃アクションが良い!」(31歳・男性)、「登場するキャラクターが魅力的」(37歳・男性)、「良い意味でのマンネリで安心感がある」(34歳・男性)といったコメントが寄せられていた。

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