■「ファミスタライク」だけがウリではない!

 ゲームシステムや基本的な操作などは、当時の時勢もあってか『ファミスタ』に近い作り。『ファミスタ』の操作に慣れていた自分は、初プレイから何の迷いもなく、すんなり遊ぶことができました。

 ピッチャーが投げた球は、手を離れてから左右に変化させられるタイプで、バッターはバッターボックス内を移動しながら球の軌道を追って打つ感じ。フォークボールは揺れながらストンと落ちて、バットを振れば空振りに。このあたりの仕様は『ファミスタ』とそっくりですが、球速は『ファミスタ』ほど速く感じないので、フォークボールやボール球が見極めやすかった印象です。

 従来の『ファミスタ』プレイヤーがなじみやすいプレイ環境を維持しながら、さらに『ハリスタ』ならではの画期的な新要素も導入。その中でもっとも特長的だったのは、ペナントレースで選手の能力を強化できるところでしょう。

守備時はテレビの野球中継のような視点に!
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