6月19日からセ・パ両リーグでプロ野球公式戦がいよいよ開幕となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開幕が大幅に延期となっていた中、野球漫画を読んでスポーツ観戦ができないストレスを解消していたファンも多いはず。そこで今回は、10~50代の男性300名をターゲットに、「一番好きな野球漫画」はどの作品か、アンケート調査を行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず全体の5.6%の票を集めて第5位となったのは森田まさのり氏の『ROOKIES』(集英社)。1998年から2003年に『週刊少年ジャンプ』で連載された高校野球を舞台とした作品で、二子玉川学園高校へ赴任してきた教師・川藤幸一のもと、不良の野球部生徒たちが再び甲子園を目指すという物語。同作は2008年にTBS系でドラマ化。川藤役を佐藤隆太が演じ、安仁屋役を市原隼人、御子柴役を小出恵介、岡田役を佐藤健らが担当した。
ドラマのヒットのイメージが強いためか、今回のアンケートでも「ドラマ版から原作にハマった。御子柴に泣かされた!」(30歳・男性)、「コーチや監督を主人公にした野球漫画は名作が多い。ROOKIESは傑作。ドラマの川藤もよかった」(38歳・男性)という意見が目立った。
続いて第4位(7.0%)に選ばれたのは、原作・梶原一騎氏、作画・川崎のぼる氏による『巨人の星』(講談社)。1966年から1971年の間に『週刊少年マガジン』で連載され、1976年から1979年まで続編『新巨人の星』が『週刊読売』で連載。両作ともよみうりテレビ系でテレビアニメ化され、国民的人気を誇った。
父・星一徹による厳しい英才教育を施された主人公・星飛雄馬が読売ジャイアンツに入団し、大リーグボールを武器に強敵らと戦っていく姿を描いた元祖スポ根漫画。往年のファンからは「これぞ野球漫画!」(52歳・男性)という声が多く、「男の子が野球ばかりやってた頃の名作、自分も星飛雄馬に憧れました」(58歳・男性)、「今はあまり見られない気合いと根性の世界が好きです」(55歳・男性)といったコメントが集まった。