■第1位は全78巻の大作野球漫画『MAJOR』
そして14.0%の票を集め、第1位となったのは満田拓也氏による『MAJOR』(小学館)。「幼稚園編」からスタートし、「マイナーリーグ編」「メジャーリーグ編」など主人公・茂野吾郎の野球半生を全747話にわたって描いた同作。1994年から2010年まで『週刊少年サンデー』で連載され、2015年からは、吾郎の息子・大吾の成長を描いた続編『MAJOR 2nd』が連載されている。
球界にもファンが多い同作。現役メジャーリーガー、ツインズの前田健太投手は、初めて読んだ漫画が『MAJOR』だったと2015年に出演した『青春!アリスポ~SPORTS×MANGA~』(NHK BS1)で告白。同作から多大な影響を受け、「読むたびに原点に戻れる」と作品のファンだと思いを語っていた。
第1作は16年にわたって長期連載され、テレビアニメ化も放送され続けている同作。今回のアンケートでは10代から30代を中心に大きな支持を集め、「小さい頃からずっと読んでます。いつのまにか野球が好きになってました」(34歳・男性)、「野球にハマるきっかけになった作品」(30歳・男性)、「吾郎がなんといってもかっこいい、大谷選手を見たとき吾郎みたいだと思って震えた」(32歳・男性)、「自分の子どもにも読ませて野球をやらせたい」(37歳・男性)といった意見が集まった。
今回行った「一番好きな野球漫画」のアンケートではそのほか、40代から50代の人から、ちばあきお氏の『キャプテン』や、こせきこうじ氏の『県立海空高校野球部員山下たろーくん』が得票。30代では、鈴木信也氏の『Mr.FULLSWING』や、ひぐちアサ氏の『おおきく振りかぶって』が得票。20代では寺嶋裕二氏の『ダイヤのA』、中原裕氏の『ラストイニング』などが票を集めた。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/