ナムコが生んだ世界的ヒットゲーム『パックマン』が、5月22日で生誕40周年を迎えます。『パックマン』が生まれたのは1980年、『スペースインベーダー』から始まった“インベーダーブーム”が落ち着いた頃のことです。
斬新なゲーム性を持つ『パックマン』がアーケードゲームに登場すると、一躍人気タイトルとなり“パックマンフィーバー”を巻き起こしました。
『パックマン』は、レトロゲーム好きにはもはや説明不要だとは思いますが、丸くて黄色いキャラクターの“パックマン”が主人公。口をパクパクさせながら、迷路内にあるドットを食べていくアクションゲームです。
お邪魔キャラとして迷路に現れる4種のモンスターを上手にかわしながら、迷路内のドットを食べつくせばクリア。パワーエサを食べるとパックマンが強くなり、いじけ状態になったモンスターを“パックン”できるという逆転システムが特長です。ただし、パックマンがパワーアップするのは数秒間だけのため、パワーエサを食べるタイミングがクリアの鍵を握っていました。
当時のゲームは大体そうでしたが、『パックマン』はシンプルながらも難易度は相当高く、当時小学生だった筆者は2面をクリアするのがやっと。それでもデパートの屋上で見つけた『パックマン』に、なけなしのお小遣いをつぎこんだものです。
ちなみに4種類のモンスターにそれぞれ行動パターンが異なる性格づけがあったというのは、大人になってから初めて知りました(当時はそんな冷静な分析ができませんでした)。