■必殺シュート持ちの選手が無双
サッカーゲームでありながら、アクション性は皆無。試合はコマンド方式で、「ドリブル」「シュート」「タックル」などの行動を選択し、「必殺技」を持っているキャラクターはコマンドが追加されるシステムです。
ドリブルやパスをするのは良いのですが、敵の選手がどこにいるのかまったく分からないので、直感だけが頼り。キャプ翼ファンとしては、ライン際をドリブルで上がっていきたくなるところでしょう。
なお、パスを出せるメンバーはランダムに選ばれる仕様となっており、目的の選手がいないときは何度かキャンセルして選択しなおすのがコツでした。
各キャラクターには、それぞれ能力値が割り振られていて、この数値が行動の成功率に関わってきます。翼くんを筆頭に、原作で際立った活躍をみせたキャラクターは能力値が高く、レベルが上がることでさらに成長。育ったキャラなら、センターサークルあたりから必殺シュートでゴールネットを突き破る……なんて芸当ができるのもキャプ翼ならでは!
とくに第一部では、来生、滝、井沢の「修哲トリオ」がそれほど信用できず、結果、翼くん一人が獅子奮迅の活躍をすることに。気がつけば原作の漫画にもあった「ゴールが見えたら打て」を実践することになります。
そして二部の「Jr.ユース編」からは、敵味方ともに必殺技持ちのキャラクターが増加。『キャプテン翼』らしい、ド派手な必殺シュートの応酬が見られます。