■愛馬を育てないとGI勝利は厳しい
ゲームスタート時、プレイヤーは16頭の競走馬の中から愛馬を選択します。馬にはスピード、スタミナ、ガッツ、ジャンプ、ターボ、タイプという6つのパラメータがあり、それぞれに「個性」が設定されています。そして、愛馬の能力を高めていくことでレースが勝ちやすくなる、というわけです。
このタイトルはパッと見、純アクションゲームですが、実は「育成」をメインに据えているといっても過言ではありません。愛馬が成長しない限り、上位のレースには進めない。天皇賞挑戦など、夢のまた夢なのですから。
育成の方法はただ1つ、レース中に出現する「マーク」を取ること。レース中は、マラソンの給水所のごとく、コースの決まった場所に、各パラメータに対応したマークが落ちています。これを取ることで、愛馬の能力がパワーアップするわけです。(どのくらい馬が成長しているかは、レース開始画面でAボタンを押せば確認することができます)
ただし、道中にどんなマークが置かれているかはまったくのランダム。つまり運です。馬の弱点を補うものが出るのか、同じマークばかりが出てしまうのか、これだけでもゲーム展開は大きく変わってきます。
さらに、パワーアップのマークがちゃんとゲットできるかにも、運が絡みます。マークが置かれる場所はある程度決まっていますが、どの位置に落ちているかは、まったくのランダム。大外と最内に離れて置かれることもあれば、コースど真ん中に3個固まって置かれていたりもする。全部を確実に取れるというものではないのです。
しかも育成ができるのは、新馬戦からクラシック戦線に突入するまでの期間限定。GI「皐月賞」以降のレースでは、能力がアップするマークは出現しません。それまでに能力アップのマークをどれだけ取れるか、これが攻略のポイントとなります。