2026年12月3日発売予定のシリーズ最新作『ドラゴンクエスト モンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』(スクウェア・エニックス)。まもなく発売ということで、期待に胸を躍らせているファンも多いことだろう。
『ドラクエ』のスピンオフ作品のなかでも、特に人気がある『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズ。その最新作となる『モンスターズ4』は、『ドラクエ5』の花嫁候補であるビアンカとフローラが主人公の物語となる。
『ドラクエ5』といえば、歴代ナンバリングタイトルの中でも高い人気を誇る作品であり、本作への期待が高まるのも当然といえるだろう。
「どんなモンスターが登場するのか」「どのようなストーリーになるのか」など、興味は尽きないが、すでに『モンスターズ4』の無料体験版がプレイ可能。そこで無類の『ドラクエ5』好きのうえに、歴代『ドラクエモンスターズ』シリーズを全部プレイしてきた筆者が、実際に体験版をプレイした感想を振り返っていきたい。
※本記事には『ドラゴンクエスト モンスターズ4』体験版の内容を含みます。
■『ドラクエ5』を彩ったモンスターも多数登場!
『モンスターズ4』がビアンカとフローラを主人公にした物語だと聞いて、まず思ったのが「『ドラクエ5』のモンスターをたくさん出してほしい」ということだ。そもそも「モンスターを仲間にして戦闘する」というシステムを最初に実装したナンバリングタイトルが『ドラクエ5』である。当時のワクワク感を、もう一度最新のゲームとして味わってみたいと願うのはファンとして当然の感情だろう。
そして、発売に先駆けて体験版をプレイしたところ、かなり期待できそうな予感がする。プレイしてすぐに、なんと「くびながイタチ」が登場したのだ。
くびながイタチは『ドラクエ5』の主に少年期に出現するモンスターで、過去の『モンスターズ』シリーズには登場していない。ある意味では『ドラクエ5』を象徴するモンスターともいえる。そんなモンスターがいきなり登場したことに、いやが応でも期待は高まる。
そしてすでに公式トレーラーで姿が明らかになったブオーンは出てくるだろうし、ラスボスだったミルドラースもおそらく出るだろう。『ドラクエ5』のストーリーを思い返すと複雑な心境だが、ゲマ・ジャミ・ゴンズでパーティを組むのもおもしろそう……などと考えてしまった。
くびながイタチのような、過去作に未登場のモンスターは多くないだろうが、製品版でどれだけ『ドラクエ5』ゆかりのモンスターが登場するのか、そしていかに活躍させられるか楽しみだ。
■ビアンカ・フローラ・デボラの幼少期がイメージにぴったり
主人公であるビアンカとフローラ、そして非プレイアブルのキャラクターではあるがデボラも『モンスターズ4』に登場する。本作の舞台となるのは、どうやら彼女たちの幼少期だ。体験版をプレイしたかぎり、彼女たちの性格は『ドラクエ5』の頃のイメージとそこまで違いは感じなかった。
ビアンカは、『ドラクエ5』少年期の少々勝ち気な性格で、フローラはおしとやか、デボラは幼少期からキツい性格をしている。そして、何より彼女たちの表情がすごく豊かで、プレイしていて楽しい。これは当時の2Dのドット絵では表現できなかった部分なので、彼女たちの生き生きした表情を見ているだけでもプレイする価値はあると感じた。
特に筆者が注目したのはデボラだ。ビアンカとフローラの感情は分かりやすいが、デボラは思ったことを素直に表に出さない。そのため『モンスターズ4』のデボラは、さまざまな場面で複雑な表情を浮かべているように見えるのだ。
『ドラクエ5』のデボラを知っているからこそ、幼い彼女の生意気な感じも可愛らしく映る。『ドラクエ5』のニンテンドーDS版ではデボラ派だった筆者としては、『モンスターズ4』で彼女がプレイアブルキャラではないことが残念でならない。
また、ビアンカ、フローラ、デボラの3人は、天空人の血を引いていることが共通点として挙げられる。その彼女たちが、なぜ『モンスターズ4』の世界に迷い込んだのか、そこに天空人の血が関係しているのかも気になるところ。もしかすると前作『モンスターズ3』に続いて、本作にもマスタードラゴンが登場するのだろうか。


