『小3アシベ QQゴマちゃん』松岡美里&神月柚莉愛が語る「影響を受けたアニメ作品」 声優としての転機は『映像研には手を出すな!』と『崖の上のポニョ』の画像
松岡美里、神月柚莉愛 撮影/イシワタフミアキ

2026年4月12日より放送開始の短編アニメ『小3アシベ QQゴマちゃん』。声優は、松岡美里さん(アシベ役)と神月柚莉愛さん(ゴマちゃん役)の二人が務めます。

 前編では、自身の作品との出会いから収録現場での様子までを聞きました。後編では、ふたりの声優人生において転機になった出来事、自身が好きな作品についても語ってもらいました。

【第2回/全2回】

ーー声優として活動する中で、おふたりの転機になった作品や出来事はありましたか?

松岡美里さん(以下、松岡) 全ての作品にストーリーがあるのですが、初めてオーディションに受かった『映像研には手を出すな!』で演じた水崎ツバメの役が自分にとって大きな経験になりました。

 初めてたくさんのセリフをしゃべったキャラクターなのですが、彼女のセリフに「私は私を救わなきゃ いけない」というセリフがあります。いまだに思い出して勇気づけられることも多いですし、落ち込んでいるときに見返すと「頑張ろう」と思えます。

ーーどんなふうに響いたのでしょう?

松岡 そのシーンでは、ツバメがこだわりを持って作品づくりに挑む中で 進行をめぐって周囲から厳しい指摘を受ける場面なのですが、そこで登場したのが「私は私を救わなきゃ いけない」というセリフです。

 落ち込んでいるときに周りが言葉をかけてくれたり、優しい環境に置いてくれたりするのはとても恵まれていることですが、どんな状況でも最終的に自分を立ち直らせるのは自分しかいないのだとそのセリフで思いました。声優としてだけではなく、人生観も含めて大きな影響を与えてくれたと思います。

ーー実際に『映像研には手を出すな!』の後、ご自身の中でどんな変化がありましたか?

松岡 当時は18歳で、ほとんど現場経験もなかったので、あの作品で社会を学んだ感覚があります。扉はここで開けるんだ、あいさつのタイミングはこの瞬間なんだ、など、大人とのコミュニケーションの基礎を学べたのが大きかったです。

松岡美里 撮影/イシワタフミアキ
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