■これもマーク付き、1980円のセール品が15万円に!

 このスーパーファミコン用ソフト『ガンプル』(アスキー)も、裏面のシールに△!があります。1997年発売のタイトルですが、私は当時、ゲーム雑誌の『ファミ通』でこのタイトルの記事を見た覚えがあります。見た目が『ゼルダの伝説』っぽくておもしろそうだなと興味を持ったんですよね。

 そうしたら、当時勤めていたテクノスジャパンの開発室の近くにあった家電量販店で、この『ガンプル』は1980円で大量に売られていました。私も買いましたが、まさに“セール品”だった印象です。

 ただ、出荷本数は少なかったようで、今はとても高額になっています。当店では現在、箱・取扱説明書つきの完品を15万4000円(税込)で販売しています。

 でも結局、私は一度も遊ばなかったんですよね。取扱説明書を見ると、ガンプルというのは「GUNMAN’S PROOF」の略で、ガンマンの主人公が1880年のアメリカ西部で冒険するアクションRPGのようです。西部劇のような雰囲気ですが、隕石が落下してきたとあり、SFのような要素もあるのかな。『ゼルダの伝説』同様、ダンジョンも攻略するみたいです。

 当時、この独特の味があるパッケージイラストにもひかれていました。え、これ、漫画『くまのプー太郎』で有名な、中川いさみ先生が描いていたんですか……! ゲームのキャラクターデザインもそうなのかな。

 たまに買い取り依頼のあるソフトですが、たいていはキレイな状態です。私と同じで、みなさん、買ったものの遊ばなかったのかもしれませんね。

 

※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。

【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。

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