■好戦的な“鬼嫁”が放つ「恐ろしい炎」

 『モンスターハンターワールド』で約10年ぶりに復活し、ハンターを沸かせたのが「ナナ・テスカトリ」。テオ・テスカトルのつがいのメスであり、あまりにも強烈な攻撃を放つことから「鬼嫁」と称されるほどだ。

 通常攻撃も強力だが、なんといっても「ヘルフレア」と名づけられたナナ・テスカトリ専用の大技が、多くのハンターの心をへし折った。その衝撃は、この技を持つナナ実装から7年経った今も忘れられない。

 『モンハン』の大技のほとんどは一撃必殺系であるのに対し、ナナ・テスカトリのヘルフレアは、「風圧」でハンターの行動を制限しつつ、広範囲に発生した炎による凶悪な持続ダメージでみるみる体力を奪っていく。

 なまじ即死しない分、焦りが生まれ、うまく対処できずに力尽きてしまうのだ。しかも、攻撃演出があまりにもド派手なので、初見のハンターがビビってしまうのも仕方がない。

 なお、オスの個体であるテオ・テスカトルも「スーパーノヴァ」という初見殺し技を持っていたが、『ワールド』では合体技まで披露。『モンスターハンター2(ドス)』での初登場から約20年の歳月を経て、ついに完全体になったようにも見えて印象深かった。


 『モンハン』には、ほかにも初見殺しの攻撃は多い。「紅龍ミラボレアス」の登場ムービーからそのままシームレスで開幕突進してくる衝撃的な攻撃や、「ガノトトス」の通称「亜空間タックル」のような想定外の当たり判定を持つトンデモ攻撃まで存在した。

 12月16日の『モンスターハンターワイルズ』のアップデートで実装されるゴグマジオスも、さらに恐ろしいモンスターになっていることが予想される。『モンハン4G』の頃と同じ感覚で挑戦したら、痛い目にあうことだろう。

 しかし、それを対策して勝利をつかむのが『モンハン』の楽しさだ。筆者も心して挑戦してみたいと思う。

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