■あの感動が再び…! カントー地方の強化に感激
『金・銀』では、クリア後に初代『赤・緑』の舞台であるカントー地方を冒険することができ、多くのプレイヤーを感動させた。しかし容量の関係から省略された場所もいくつか存在する。
しかし『ハートゴールド・ソウルシルバー』では容量の問題も解決し、『金・銀』で省略されていた部分も再現されたのである。
代表的なのは『赤・緑』でクリア後に行けるハナダの洞窟で、旧作と同様に最深部ではミュウツーと戦い、捕獲もできるようになった。
また『赤・緑』でサファリパークのあったセキチクシティでは新たに「パルパーク」という施設が使用可能で、作品の世代をまたいでポケモンが移動できるようになった。ニンテンドーDSの「ダブルスロット機能」を用いて、旧作のポケモンを『ハートゴールド・ソウルシルバー』に連れてくることも可能になったのはうれしい。
ストーリークリア後に行けるセキチクシティのサファリパークの機能と、クリア後の解禁要素として、旧作ポケモンの移動機能をうまく組み合わせた仕様に感動したファンは多いのではないだろうか。
■中毒性が高すぎる!? 超充実の「やりこみ要素」
『金・銀』には冒険中のお楽しみ要素としてゲームコーナーがあり、スロットやカードめくりを遊ぶことができた。だが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では本編以外のお楽しみ要素の部分がさらにパワーアップしている。
まずはニンテンドーDSのタッチスクリーンを利用した新たなミニゲーム「ポケスロン」が追加された。これは育てているポケモンとプレイヤーが力を合わせて、さまざまなスポーツ競技で高得点を狙っていくゲームになっている。
どの競技も簡単な操作でプレイできるが、高得点を狙うには練習が必要で意外と奥が深い。また報酬としても日替わりのレアアイテムが用意された。これには本編そっちのけでハマってしまうプレイヤーも多かったはずだ。
また『エメラルド』や『プラチナ』にあった、いろいろなポケモンバトルが楽しめる施設・バトルフロンティアが実装された点にも注目。中でもポケモン史上最難関とも言われるバトルファクトリーに登場するネジキとの戦いは、ポケモンシリーズをやり込んだファンの間では有名だ。
バトルファクトリーではレンタルしたポケモンを駆使して連勝を目指すが、その21戦目と49戦目に登場するのがネジキである。それぞれ「銀ネジキ」と「金ネジキ」と呼ばれ、彼の強さに心を折られたプレイヤーは筆者も含めてたくさんいることだろう。
今回は、数ある『ポケモン』シリーズのリメイク作品のなかでも、特に「神リメイク」との呼び声が高い『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』の魅力について振り返ってみた。
15年以上も前の作品とは思えないクオリティの高い作品なので、プレイできる環境さえあるなら、『ポケモン』作品自体に初めて触れるという人にもオススメしたいほどの傑作である。








