
8月16日と17日の2日間、有明・東京ビッグサイトで同人即売会「コミックマーケット106(以下、C106)」が行われた。コスプレイヤーや漫画家によるサークルは約1万1500にのぼり、企業ブースには121社が出展。2日間の来場者数は25万人となった。
例年通り、コミケ名物のコスプレイヤーも大勢来場し、屋上展示場コスプレエリアや、約3年ぶりに復活した庭園に集結。初日の庭園コスプレエリアでは、アイドルグループ・アイロボのメンバーである星名はるさんが、ゲーム『勝利の女神:NIKKE』に登場するユニのコスプレを披露していた。
炎天下の中、カメラの前でさまざまなポージングをする彼女をインタビューし、コスプレを始めたきっかけや衣装のこだわりについて、今後の目標などを聞いてみた。
――ユニのコスプレを選んだ理由から教えてください。
星名さん:ゲームをプレイする中で、この女の子のストーリーにすごく感動したのと、ちょっとドSで痛めつけるのが好きっていうところがすごくかわいかったので、選びました。
――サディストなところに共感することも?
星名さん:サディストな一面は持っていないですが(笑)、刺激的な部分に魅力は感じました。
――『勝利の女神:NIKKE』は普段からプレーされるんですか?
星名さん:はい。おもしろいソシャゲ(ソーシャルゲーム)を探していたときに、ちょうど広告が流れてきたんです。キャラクターのビジュアルがすごく好みだと思ったんですが、プレーを始めた一番のきっかけは「いいお尻だな」と思ったからです(笑)。
――今回の衣装とウィッグは自作ですか?
星名さん:いつも使ってるサイトで購入しました。衣装はほぼ手直ししてないんですが、ウィッグは原作に近い形になるようにカットとセットをしました。
――ウィッグのカットはどれくらいで終わるものなんでしょう。
星名さん:本当に今回はかなり修羅場で……。指を怪我しながら1、2時間くらいで仕上げました。
――イベントでコスプレするのは大変だと思います。ハプニングはつきものだと思うのですが、これまでのコスプレ活動で印象に残っている思い出はありますか?
星名さん:初めてコミケに来たのは小学4、5年生のときで、母親と一緒でした。当時は初音ミクのコスプレをしていたんですけど、コスプレをすると人が集まるっていうことを知らなくて。カメラマンがわらわら集まってきて、こんなに撮ってもらえるんだ、って思ったことが印象に残っています。
――かなり小さい頃からコスプレを始められたんですね。
星名さん:はい。本当に好きなキャラになるのが憧れで。成り切ったりするのも好きだったので、コスプレで本人になれることに感動して、小学生のときから始めましたね。好きなキャラになれる感動を覚えてしまってからは、沼にハマりました(笑)。
――これから挑戦したいコスプレはありますか?
星名さん:やっぱり『勝利の女神:NIKKE』のコスプレをもっとやりたいのと、小さい頃はできなかったお姉さんキャラ、綺麗系キャラに挑戦していきたいです。今23歳なので、できるかなと思って!
――ちなみに、普段はどんな活動をされてるんですか?
星名さん:クラブミュージックを歌って踊るのがコンセプトのアイドル・アイロボで活動しています。あと、クラブでDJと一緒にステージに立ったり、グラビア系の撮影会にも積極的に出演させていただいています。
――アイドルをしながらコスプレやグラビア活動は大変じゃないですか?
星名さん:意外と繋がってる部分が多いのでそこまで大変だとは思わないです! コスプレで知ってくれた方がイベントに来てくれたりもしますし、だいぶ楽しくやれています。
――これからのご活躍が楽しみです。最後に、今後の目標を教えてください。
星名さん:今はフォロワー5万人を目指して頑張っています。まずはフォロワーさんを増やして有名になって、いろいろな人にアイドルやコスプレ、グラビア活動を見てもらいたいです!
■星名はるさん公式X
https://x.com/hoshinaharu
■星名はるさん公式Instagram
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■「コミックマーケット106」公式サイト
https://www.comiket.co.jp