■ソロモンにいた青いペガサス級のクルーは?

 『ジークアクス』第8話では敗戦濃厚となった連邦軍が、「ソロモン要塞落下作戦」を決行する場面が描かれた。

 その宙域には多数の連邦軍の護衛艦隊が映し出され、サラミス級やマゼラン級のほかに1隻の「ペガサス級」の艦影が確認できた。『ジークアクス』でのペガサス級といえば、シャアがサイド7で鹵獲し「ソドン」と名を変えてジオンが再利用している。

 このソロモンで確認できたのは、青いカラーリングのペガサス級である。

 初代『ガンダム』でアムロたちが乗艦した2番艦「ホワイトベース」はV作戦の母艦として運用され、5番艦「グレイファントム」には最新鋭MSが配備されていた。この『ジークアクス』に登場した青いペガサス級にも、重要な戦力となるエースパイロットが搭乗していた可能性が高い。

 『ジークアクス』の世界を代表する連邦のエースといえば、100機以上のモビルスーツを撃破し「魔女」と呼ばれたシイコ・スガイが挙げられる。

 しかしシイコは「赤いガンダムはソロモンで落ちたと聞いた」と人づてに聞いたような語り口をしており、青いペガサス級の近くにいたのであれば、ソロモンで赤いガンダムを中心に起きた「ゼクノヴァ」も目撃していそうなものだ。

 そうなると可能性が高そうなのは、シャアの妹である「セイラ・マス」だろう。実際にセイラの乗る白い軽キャノンとシャアの赤いガンダムは、ソロモン要塞内で会敵している。

 『ジークアクス』でのセイラは巨大モビルアーマー「ビグ・ザム」を撃墜した実績もある。もしも青いペガサス級に乗る仲間たちと協力して撃破したのであれば、その艦長や僚機に乗るパイロットたちも気になるところだ。

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