『仮面ライダーフォーゼ』吉沢亮に『仮面ライダー鎧武』高杉真宙も…!ブレイク前に『仮面ライダー』で「サブライダー」を演じたイケメン俳優たちの“激アツシーン”の画像
吉沢亮  写真/ふたまん+編集部

 NHK大河ドラマには、今をときめくイケメン俳優たちが多く出演する。2021年『青天を衝け』主演の吉沢亮さんや、2024年『光る君へ』の高杉真宙さんや渡邊圭祐さんなど。大きな存在感を放っている彼らだが、実はかつて仮面ライダーを演じていたのはご存じだろうか。しかもそれは、いわゆる主人公ライダーではなく、2番手3番手の「サブライダー」としての出演だった。

 この記事では、イケメン俳優たちの「サブライダー」時代、そして記憶に残る名場面を振り返りたい。

■クールだが実は熱い!『仮面ライダーフォーゼ』吉沢亮

 2011年放送の『仮面ライダーフォーゼ』に出演した吉沢さんは、仮面ライダー部の一員・朔田流星を演じ、本作の2号ライダー・仮面ライダーメテオとして戦った。

 メテオは、協力者・タチバナのもとで変身が可能で、正体がバレることを厳しく禁じられている少し特殊なライダーでもある。そんなメテオだが、第27話「変・身・却・下」、第28話「星・嵐・再・起」、敵に正体を知られてしまう展開に……。

 正体がバレたことでメテオの力を剥奪されてしまう流星だったが、復帰のラストチャンスが与えられる。だが、そのせっかくの機会も、自分のために人質となってくれた仮面ライダー部の仲間の命を守るため不意にしてしまう。

 それでも戦わなければならないという確固たる信念を持つ流星は、タチバナに対して「俺はあいつらの笑顔の重さを知った 俺はあいつらに この秘密だらけの男を信じた仮面ライダー部の連中に借りを返したいんだ!」とメテオ変身への思いをぶつける。

 それに対してタチバナは「君の選択の結果だ」と応え、新たな力“メテオストームスイッチ”を流星に与えるのだった。

 このエピソードは、仮面ライダーメテオストームという強化フォームの登場、さらに流星がライダー部の仲間たちと絆を深める重要な回であり、吉沢さんの熱い演技が光っていた。

■かわいい弟キャラ!『仮面ライダー鎧武/ガイム』高杉真宙

 高杉さんは2013年放送の『仮面ライダー鎧武/ガイム』に出演。呉島光実を演じ、本作の3号ライダー・アーマードライダー龍玄として戦った。

 大河ドラマ『光る君へ』で、まひろ(紫式部)の弟・藤原惟規を演じた高杉さんだが、本作でも呉島貴虎の実弟であり、主人公・葛葉紘汰を慕う弟キャラ「ミッチ」は可愛い存在だった。

 しかし、光実はあることを境に紘汰を逆恨みするようになり、徐々に敵意をあらわにし、“闇落ちキャラ”となっていく。そして、策略を尽くして自分を止めようとした実兄・貴虎を倒し、ついには主人公・紘汰までも手にかけてしまうのだ。その後、光実は深い後悔と絶望に苦しむこととなる。

 そんな光実だが、最終第47話「変身!そして未来へ」で、それを挽回するような活躍を見せる。本エピソードでは、アーマードライダー邪武というさらなる強敵が現れ、街を蹂躙。後悔のどん底にいた光実だったが、もういない紘汰に代わって自分が街を守ることを決意し、龍玄に変身し単身戦いを挑む。

 一度は邪武を圧倒し追いつめるも、人間を人質にされピンチに陥ってしまう光実。そこにいなくなったはずの紘汰が「いけるかミッチ 2人であいつをやっつけよう」と現れ、それに光実は「はい紘汰さん!」と応え共闘、邪武を倒す展開は非常に熱いものがあった。

 その後、高杉さん演じる光実は、劇場作品『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』で、主役級の活躍を見せる。闇落ちから奇跡の復活を果たした、仮面ライダー屈指の愛すべきキャラであるといえるだろう。

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