“メタル系モンスター”との遭遇に武器屋の“はがねのつるぎ”… 『ドラクエ』シリーズで「テンションが上がりまくった瞬間」の画像
画像は『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエスト3』『ドラゴンクエスト5』『ドラゴンクエスト8』『ドラゴンクエスト11』(編集部撮影)

ドラゴンクエスト』シリーズをプレイしていると、ついテンションが上がるときがある。“テンション”といっても戦闘中における状態のことではなく、プレイヤー自身が高揚することである。テンションが上がればやる気も倍増となり、睡眠時間を削って冒険に集中するプレイヤーも少なくない。シリーズを通して遊んでいるプレイヤーにとっては、もはや“ドラクエあるある”だろう。

 そこで、筆者も含めて『ドラクエ』シリーズにおいて、ユーザーたちのテンションが上がりまくるシーンを3つ挙げてみよう。

■ここにいたのか! はじめてメタル系モンスターと遭遇したとき

『ドラクエ』シリーズで一番テンションが上がる場面といえば、やはりはじめてメタル系モンスターに遭遇したときではないだろうか。冒険の序盤で登場する「メタルスライム」、中盤以降で出会うと必ず手が止まる「はぐれメタル」が代表キャラだ。

 コイツらが出現したときは、それまでAIの作戦コマンドを使用していたとしても、必ず自分で指示を出すようにしてしまう。しかも、アイテム欄や特技などを全員参照して、どうにかして倒してやろうと肩に力が入るものだ。

「どくばり」を装備しているか、「メタルぎり」は習得しているか、「ときのすな」を持っているか……など、戦闘に入るまでに少々考える時間が必要。

 そしていざ戦闘に入ったら、今度は「逃げないでくれ!」と必死に願ってしまうもの。“かいしんのいちげき”が出ると思わず笑みがこぼれるし、1体でも撃破したらガッツポーズが出る。さらに、メタル系がなかなか逃げないと、より一層テンションが上がってしまう。

 テンションMAXとなるのが、あと1ポイントのダメージで倒せそうとなり、自ターンの残りの攻撃がすべてミスとなってしまうも次ターンではぐれメタルが逃げずに攻撃してきたときだ。

「どくばり」や「メタルぎり」がないとしても、このときばかりは「よっしゃ!」と声を張ってしまう。ただ、ここでもすべて空振りして次ターンで逃げられてしまうと、一気にテンションガタ落ちになってしまうのだが……。

■これがあると序盤が助かる! 全体攻撃呪文“イオ”を覚えたとき

 冒険の序盤から使える定番の攻撃呪文といえば、『ドラクエ3』から登場した“メラ”だ。そして、ちょっと頼もしいのがグループ攻撃できる“ギラ”である。しかし(シリーズによって異なる面もあるが)、やはり全体攻撃できる“イオ”はひと味違う。

 序盤にしては消費MPが多いものの、全体攻撃できる呪文はかなり重宝する。これまでの冒険でバラバラに登場していた敵キャラの場合、無駄に1ターンを消費してHPを削られてしまった経験がある人も多いだろう。

 ブーメランがあるシリーズだと、“イオ”と組み合わせるだけで敵を一網打尽にすることも容易だった。最初から習得している仲間キャラの場合、登場時にはすでに火力が足りないこともあったが、レベルアップで習得した場合だとテンションが上がる。

 ただ、AIにお任せすると呪文を連発するので、すぐにMPが足りなくなってしまうことも多々あった。それでも冒険はかなり楽になり、序盤戦の大きな武器となるのは間違いないものだったな。

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