■テンポのいいアクションRPG! ハドソンの名作『迷宮組曲 ミロンの大冒険』

 11月にハドソンから発売されたのが、『迷宮組曲 ミロンの大冒険』だ。主人公のミロンは魔人に支配されたガーランド城から囚われの王女を救うべく、「バブル(泡)」を放って敵を倒していく。

 このゲームは中ボスである魔獣を倒してクリスタルを集めた後、ラスボスを倒して王女を救うのが目的となる。途中でブロックを壊してコインを手にする場面もあり、これでアイテムを揃えることも可能だ。

 鍵や扉を見つけないといけない場面もあるが、バブルを当てると出てくるので、連射するうち自然と見つかることがほとんど。難易度は高くなく、時間さえあればクリア可能といえるだろう。

 テンポが良くプレイするのも楽しいものだった。ステージも多いので長く遊べたし、ハドソンの名作ゲームといえるだろう。

 そういえば説明書に「連射測定機能」の内容が記載されており、高橋名人の記録があったような……。必死になってAボタンを叩いていた記憶があるな。

 

 1986年は本当にファミコンブームの真っ只中。他にも『スパイvsスパイ』や『キングスナイト』、『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』など、本当にたくさんの良作ゲームが揃っていたものだった。

 当時を懐かしんで、また遊びたくなるものである。

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