■夜に鏡を見るのが怖くなる!? 思わずゾクッっとくる『ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女』

 最後に紹介する一本は、ファミコンのディスクシステムで発売された『ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女』(任天堂)。

 サスペンス風の推理アドベンチャーのシリーズ2作目で丑美津(うしみつ)高校の事件を解決するもの。この高校には血染めの少女の幽霊「うしろの少女」が出るという噂があり、物語のキーとなっています。詳しいストーリーはネタバレになるので自重しますが、「うしろの少女」が絡むクライマックスの恐怖感はファミコンゲーム随一で、下手なホラーよりもゾクッっとすること間違いありません。「うしろの少女」が本物の幽霊だったかは謎のままですが、その存在感とラストの演出は後に残る恐怖感があり、いまだにトラウマになっている人もいるのではないかと思います。

 以上、幽霊やゴーストが登場するファミコンソフトを紹介しましたが、『魔界村』や『スペランカー』、『妖怪倶楽部』や『ドルアーガの塔』、そして多数のRPGなど結構たくさんのゲームにこれらは存在します。よろしければこの夏は、ファミコンソフトをひっくり返してゲームに潜む幽霊探しをしてみてはどうでしょう。

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『スウィートホーム』懐かしのゲーム画面