■実は神の祭壇に行くために必要な超重要アイテムだった「神の石」
さて、スタート時から仲間だったマリベルが離脱しアイラが新しい仲間になると、ストーリーも中盤戦が佳境に入ったころとなる。
背中に翼が生えているリファ族が住む聖風の谷地方では、空を飛ぶことも可能な「神の石」というアイテムが登場する。奥にある神殿でボスの「ヘルクラウダー」を倒すと谷を救ったお礼としてフィリアからこの「神の石」を託されるのだが、これがまた終盤戦で非常に重要なアイテムとなる。
これを持っていることで、フォロッド地方にある聖なる湖からサンゴの洞窟へ入ることが可能となり、そこを抜けた先にある聖なる祭壇から天上の神殿に行けるようになるのだ。
聖風の谷地方をクリアしてからでもサンゴの洞窟には入れるが、必ず途中で行き詰まってしまうため、石板集めの最終地点となるコスタール地方をクリアしてから訪れるのが基本といえる。
ちなみにこの「聖なる湖」が現代に出現するのは、まだ序盤のころだ。建物のなかには一人の兵士がおり、会話をすると「神の石」を持ってくるとこの先へ進めると教えてくれる。
「神の石」を手に入れる段階ではその存在をすっかり忘れており、記憶が曖昧になっていたので、伏線を回収するのが大変だった。
それにしてもこの「神の石」。ネーミングからして重要アイテムだと察しがつくのだが、実は過去の魔王を倒しに行くためにも必要な超重要アイテムだったな。
『ドラクエ7』はストーリーが膨大なので、必要なアイテムを忘れてしまいがちだ。ほかにも「ホットストーン」や「ふしぎな石板?」など、あとになって必要となる重要アイテムはあったものだ。