『ドラクエ』アリーナ姫に『ペルソナ4』里中千枝も…頼もしすぎて惚れそうになる“パワータイプの女性ゲームキャラ”3選の画像
ファミコン用ソフト『ドラゴンクエスト4』(編集部撮影)

 ゲームにはさまざまなタイプの女性たちが登場するが、なかには男性キャラクターを遥かに凌駕する“怪力”を発揮するキャラクターも少なくない。可憐なのに圧倒的な“パワー”を秘めた女性キャラクターたちについて見ていこう。

■おてんば過ぎる…!? シリーズ最強キャラの一角『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』アリーナ姫

 1990年にファミコンソフトとして発売され、以降もその根強い人気から新たなハードにて、たびたびリメイクされる名作RPG『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』。本作に登場する“パワータイプ”の女性キャラこそ、第2章で登場するアリーナ姫だ。

 アリーナは第2章「おてんば姫の冒険」の主役キャラクターで、サントハイム王国の姫という、非常に重要なポジションのキャラクターである。

 姫といえばどこか“おしとやかな女性”というイメージを抱きがちだが、アリーナは活気に溢れ、とにかく腕っぷしが強い。お城暮らしを嫌がってたびたび城から脱走を図ったこともあるのだが、なんとそのたびに自室の壁をぶち破るという恐るべきパワーを見せている。

 結局「自分の腕前を試す」という理由から、またも壁を破壊して旅に出てしまうのだが、そのキャラクターとしての性能もまさしく“パワータイプ”で、いわゆる“武闘家”としての立ち振る舞いを得意とする。

 ステータスは“すばやさ”が高いのだが、彼女の特徴はなによりもその異常に高い“会心率”だ。とくに2回攻撃ができる武器を装備させてからの攻撃力は凄まじく、「かいしんのいちげき」で瞬く間に目の前の敵を殲滅してしまう。

 彼女は作中でいっさい魔法を使えず、数々の格闘技を駆使して強敵たちと戦っていく。天真爛漫な姿の裏に、“おてんば”というにはあまりにも強すぎるパワーを秘めた女性キャラクターだ。

■カンフー少女の蹴りはまさかの即死級!? 『ペルソナ4』里中千枝

 2008年にPS2ソフトとして発売された『ペルソナ4』は、田舎町で起こる連続殺人事件を追う、“ペルソナ”使いと呼ばれる少年・少女の冒険を描いた、サスペンス色の強いRPG作品だ。

 そんな本作にて、女子高生でありながら思わぬ“パワー”を発揮して戦うキャラクターこそ、主人公の同級生・里中千枝だ。

 千枝は非常に気さくかつ明るい性格で、転校してきた主人公ともすぐに打ち解けて友達になる。そして、彼女は大の“カンフー”マニアだ。趣味もカンフー映画鑑賞となっており、さらには我流でトレーニングを続けたことで、格闘術を身につけてしまったほど。主人公らの仲間として戦うときも、この我流のカンフーを存分に発揮する。

 ステータスや行使する“ペルソナ”も含め、典型的な“パワータイプ”のキャラなのだが、特筆すべきは彼女と親密になることで習得する「追撃」だろう。この「追撃」はそれぞれのキャラクターが個別の性能を持っているのだが、千枝のそれはほかのキャラクターとは一線を画すとんでもない破壊力を秘めている。

 なんとその効果は、“即死”。「どーん」の掛け声と共に相手をぶっ飛ばすのだが、相手は空の彼方に吹き飛び、そのまま文字通り一撃で死んでしまう。しかもこの「追撃」、ダンジョン内の中ボスにすら効果があり、その性能は凶悪の一言……。

 カンフー好きが高じて怪物を即死させるほどの人間離れした蹴りまで身につけてしまった、あまりにもパワフルな女子高生キャラクターだ。

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