■ベギラマにベホイミ…「ベ」のつく呪文は最高だ!
武器の次は「覚えたことで強くなった呪文」といきたいところですが、なかなか1つに絞るのが難しい……。さんざん悩んだ結果、自分の中では「ベギラマ」と「ベホイミ」を挙げたいと思います。
それぞれ下位呪文の「ギラ」「ホイミ」がありますが、序盤に習得できるだけあって効果は少なめ。しかし「ベギラマ」と「ベホイミ」になるとその効果は大きく向上し、『ドラクエ2』以降の「ベギラマ」は、敵全体または敵1グループをまとめて攻撃できるようになって使い勝手がアップします(ちなみに初代『ドラクエ』では最強の攻撃呪文でした)。
それにギラとホイミには上位の呪文「ベギラゴン」や「ベホマ」「ベホマラー」「ベホマズン」などもありますが、序盤から中盤あたりの育ち盛りの頃に習得する「ベギラマ」や「ベホイミ」のほうが頻繁に活用した印象。まさに「覚えたことで1段階強くなった」感のある呪文でした。
ちなみにスーファミ以降の作品になってくると「ベギラマ」の影は薄くなってしまいましたね。
■1人もいいけど仲間がいると何倍も強くなれる!
さて、最後にご紹介する「強くなったと実感する瞬間」といえば、やはり仲間と合流したときでしょう。『ドラクエ1』こそボッチなソロプレイですが(ローラ姫をお姫様だっこしても一緒に戦ってくれるわけじゃないですし……)、それ以降のシリーズは仲間とともにある物語といっても過言ではありません。
同じ勇者の血を引く王族、血の繋がった親子&モンスター、幼なじみや旅先で知り合った冒険者たち……とシリーズごとに仲間のバリエーションも増加。中でも仲間が集ったときのうれしさは『ドラクエ4』がもっとも実感できたのではないでしょうか。
それぞれのエピソードで主人公だったキャラクターたちが、5章でようやく勇者の元に集結。戦力の大幅なアップはもちろんですが、勇者の境遇も相まって、すごく心強さを実感するシチュエーションでした。