■「フシギダネ」はかわいさだけじゃなく頼もしさも兼ね備える

 第2位(17%)には『ポケモン 赤・緑』より「フシギダネ」がランクイン。こちらも独特のかわいらしさが特長で、分類は“たねポケモン”だ。

 フシギダネは薄い緑色の体に濃い緑の斑点模様があり、背中には大きな種を背負っている。短い手足、大きな目と口は、なんとなくカエルをかわいらしくしたような印象を受ける。

 ポケモン図鑑には、背中の種から栄養をもらって大きく育つと記載。そして意外にも俊敏に飛び跳ねて移動することができる。進化すると背中の種は美しい花となり、フシギバナになると花が咲き誇る。ちなみに、この花からはポケモンが寄ってくる甘い香りが漂うそうで、それもまた冒険の癒しになるのかもしれない。

 そんなフシギダネを選んだ人からは「見た目がかわいいし、ポケモンの仲間にとっても頼れる存在だから」(38歳・女性)、 「頑丈そうな姿なのにカワイイ」(46歳・男性)など、かわいらしさだけでなく、安定感ある姿に頼もしさを感じるという意見も。

 また「見た目が好みで、ダネダネ言うのもかわいい」(38歳・女性)という意見があったように、アニメ版のフシギダネの鳴き声にハートを射抜かれた人も多かった。

■「ヒトカゲ」が持つ儚さと力強さのギャップ!

 そして第1位(19%)に輝いたのも、やはり初代『ポケモン 赤・緑』の御三家ポケモン「ヒトカゲ」だった。

 恐竜の子どものような姿をした2足歩行するポケモンで、しっぽの先端には炎が燃え盛っているのが印象的。このしっぽの炎は生まれたときから燃えていて、元気なときほどよく燃えるらしい。また初代のポケモン図鑑には「炎が消えたとき、その命は終わってしまう」という儚い一文も記されていた。

 その一方で、ヒトカゲがリザードンまで進化すると、立派な翼を持つ頼もしい容姿に成長。愛らしいヒトカゲが、カッコいいリザードンに進化するギャップも、長年愛されてきた理由の1つかもしれない。

 アンケート回答者の意見でも「まずカワイイし、リザードンになってもかっこいい」(25歳・女性)、「進化する前も後も、全部見た目が好き」(27歳・男性)というように、進化後のリザードンに言及する意見も多く見受けられた。

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