３月６日からスタートとなった、スーパー戦隊シリーズ第４６作となる『暴太郎（あばたろう）戦隊ドンブラザーズ』。同作はおとぎ話の『桃太郎』をモチーフとした戦隊で、初めてそのビジュアルが公開されたときにはリーダーであるドンモモタロウの、ひたいにピンク色の桃をかたどった印象的なビジュアルがお茶の間に大きな衝撃を与えた。
スーパー戦隊シリーズは１９７５年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く特撮ヒーロー番組。毎年モチーフやスーツの色、女性戦士の数などに違いはあるものの、基本的には毎年センターにリーダーとなるレッドがいる（ニンジャホワイトやメガブラックなど、センターに立たないリーダーもいる）。
そこで今回は、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の放送開始を記念して、１０代から４０代の男性３００人を対象に調査を実施。スーパー戦隊シリーズの歴代リーダーの一覧を見てもらい、「最もデザインがかっこいいと思うもの」を１つ選んでもらった。なお、Ｗ主人公となる『快盗戦隊ルパンレンジャーＶＳ警察戦隊パトレンジャー』からは「ルパンレッド」と「パトレン1号」の２名を選出している。その結果をランキング形式で紹介したい。（アンケートサイト「ボイスノート」協力）
■「白と赤がカラー」異色だったアニバーサリー作のリーダー
まず、５.３％の得票率で第３位になったのは『機界戦隊ゼンカイジャー』のゼンカイザーだった。
２０２１年に放送された４５作目となる『ゼンカイジャー』のモチーフは「スーパー戦隊シリーズ」。リーダーであるゼンカイザーは『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーを模したデザインとなっており、ひたいには「４５」のナンバーがある。従来のレッドではなく白と赤をベースとしたスーツで、人間１人とロボット４人というメンバー構成の中でひときわ目を引くリーダーとなっている。
選んだ人からは「どこか懐かしいデザインに愛着がわく」（３８歳・男性）、「全部盛りだくさんに詰め込みました！ という感じが明るくていい」（２９歳・男性）、「ストーリーも面白かったから印象に残っている」（２２歳・男性）というコメントが寄せられた。
ゼンカイザーは記憶に新しいということもあるだろうが、今回のアンケートでは過去作をリスペクトした内容やデザインが、幅広い世代から高く評価されていた。『ゼンカイジャー』の主人公・五色田介人は『ドンブラザーズ』でもゼンカイザーブラックとしてレギュラー出演する。今年の戦隊シリーズも楽しめそう！
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